あとう和牛振興センター

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1、センターの概要

〇「JA阿東肥育センター」として、平成2年から「あとう和牛」を生産していたが、平成20年にJAが経営から撤退し、一時休止。

 平成23年4月、(社)ふるさと振興公社が伝統と実績のある阿東地域の畜産業の再活性化を図るため、「あとう和牛振興センター」として経営再開を決定。

〇肉質上物率75%を目標として、ブランドの確立を目指す。

〇「あとう和牛」の安定的な生産・高品質化を目的として、肥育素牛(子牛)を生産している阿東地域の繁殖農家との懇談会の開催や専門家との情報交換など、技術的な向上を推進。

 

〇肥育経営:平成23年6月

〇所在地:山口市阿東徳佐下野道

〇職員:4名(平成30年8月現在)

〇業務内容:あとう和牛の肥育、農家飼養牛の一時受託

 

 

2、運営の概況

〇飼養頭数:187頭(肥育牛 177頭、繁殖雌牛 7頭、子牛 3頭)

〇出荷頭数:平成29年 114頭(平成28年 110頭、平成27年 123頭)

〇上物率:平成29年 87.4%(平成28年 74.6%、平成27年 83.7%)

 

〇取り組み(生産部門)

・肥育素牛は主に阿東地域から導入、地域一貫生産体制を推進

・繁殖農家との交流会を定期的に行い、情報の共有を行うことで、双方の意欲増進と品質向上に寄与。平成29年3月から繁殖雌牛を導入。

・平成29年3月から繁殖雌牛を導入、子牛生産の取り組みを開始

・農家飼養牛の一時受託

 

〇取り組み(店舗販売部門)

・道の駅長門峡で平成25年4月からJAに代わって店舗販売事業を開始。あとう和牛を主体とした精肉販売やカレー等の加工品販売を行い、「あとう和牛」ブランド確立を推進。

 

3、今後の取り組み

・繁殖雌牛を増頭・子牛生産の推進により、肥育素牛の導入経費を低減し、経営の安定化を図る。

・あとう和牛肉の安定的な供給に努める。

 

 

 ふるさと振興公社では、和牛一時預託事業を行っています。

 

あとう和牛の肥育から販売まで